AGビジネスサポートのファクタリング評判は?審査・手数料・必要書類を解説
「1万円単位の請求書でも買い取ってもらえるなら助かる。ただ、アイフルグループの会社と聞くと、融資と同じような審査があるのだろうか」
AGビジネスサポートは、事業者向けローンや不動産担保ローンなどを扱うアイフルグループの金融事業者です。融資商品に加えて、売掛債権を買い取るファクタリングサービスも提供しています。
ファクタリングの手数料は買取額の2.0〜9.9%、買取対象債権額は1万円からです。国内法人だけでなく個人事業主も申込み対象ですが、売掛先や売掛債権には一定の条件が設けられています。
この記事では、2026年8月時点の公式情報をもとに、AGビジネスサポートの評判、手数料、必要書類、審査条件を整理します。ファクタリングと売掛債権担保融資(ABL)の違いも確認し、商品を取り違えないためのポイントを解説します。
※本記事は2026年8月時点の公開情報をもとに作成しています。審査通過や契約成立を保証するものではありません。
Contents
AGビジネスサポートの基本情報
AGビジネスサポート株式会社は、東証プライム上場企業であるアイフル株式会社の100%子会社です。2001年1月に設立され、事業者向けの金融商品やファクタリングを取り扱っています。
ファクタリングサービスは2022年3月に提供が開始され、2023年10月には業界団体である一般社団法人オンライン型ファクタリング協会(OFA)へ入会しています。
| 項目 | 公式サイトの掲載内容 |
| 運営会社 | AGビジネスサポート株式会社 |
| 申込対象 | 国内法人、個人事業主 |
| 買取対象債権額 | 1万円 ~ 上限なし |
| 基本手数料率 | 2.0% ~ 9.9%(※支払期日60日以内の場合) |
| 契約方式 | 2者間ファクタリング / 3者間ファクタリング |
| 入金時期 | 最短即日(条件が整った場合) |
| 申込・手続き | Web完結(※原則来店不要) |
| 売掛先への連絡 | 2者間では原則不要 |
| 債権譲渡登記 | 2者間では原則不要(※3者間等で発生する場合あり) |
| 担保・保証人 | 不要(※売買契約のため) |
| 電話受付時間 | 平日 9:30 ~ 18:00(土日祝定休) |
出典:AGビジネスサポート「売掛債権ファクタリング」
申込み手続きはWebサイトから24時間行えますが、電話での対応や審査業務は平日の9時30分から18時までとなります。夜間や休日の申込みについては、翌営業日以降の連絡となります。
AGビジネスサポートの評判・口コミ
AGビジネスサポートの口コミを確認すると、大手グループならではの安心感や手続きの進めやすさ、少額債権(1万円〜)への対応を評価する投稿が見られます。
一方、当日中の即日入金を予定していたものの、提出書類の確認や審査状況によって翌営業日以降の着金になったという趣旨の投稿もあります。
口コミは個々の利用者の感想であり、審査通過や同じ条件での契約を保証するものではありません。売掛先、請求額、支払期日などの条件が異なれば、審査時間や適用手数料も変わります。
良い評判・口コミの傾向
ユーザーからの口コミでは、以下のような点が評価されています。
| 評価されている点 | 口コミ・ユーザー事例の傾向 |
| 手続きが分かりやすい | Web上で申込み、書類提出、査定結果の確認までスムーズに進められた |
| 小額債権を相談できる | 買取対象が1万円からのため、少額の請求書でも利用しやすい |
| 必要書類がシンプル | 提出すべき基本書類が公式サイトに明確に記載されている |
| 親切な専属サポート | 専属担当者がついた場合の説明が分かりやすかったという事例 |
| 迅速な資金化 | 条件が揃えば申込み当日に入金されたという投稿がある |
| 運営会社の高い信頼性 | アイフルグループであり、会社情報や規約が開示されていて安心感がある |
| 手数料上限の明示 | 基本手数料の上限が9.9%と一桁台に設定されている |
公式サイトには、建設業(調達額220万円)、情報システム関連(調達額135万円)、運送業(調達額50万円)などの導入事例が掲載されています。
気になる評判・口コミの傾向
一方で、利用検討時に確認しておきたい点も挙げられています。
| 気になる点 | 契約前に確認しておきたい注意点 |
| 必ず即日入金になるわけではない | 書類不備や申込時間帯によって翌営業日以降になる場合がある |
| 適用手数料は査定まで確定しない | 見積書で具体的な手数料額と最終手取り額を確認する |
| 売掛先との過去の入金実績が必要 | 初めて取引する売掛先の請求書は対象外となる |
| 売掛先は法人のみに限られる | 個人や個人事業主あての請求書は買い取り対象外 |
| 支払期日が60日を超えると加算 | 買取日から支払期日までの残日数が60日超の場合は手数料が調整される |
| 個人事業主は買取金額に制限あり | 高額な債権の場合、個人事業主は対象外となる可能性がある |
AGビジネスサポートの手数料は2.0〜9.9%
AGビジネスサポートのファクタリング基本手数料は、買取額の2.0〜9.9%です。
実際の手数料率は一律ではなく、契約方式、買取額、売掛先の信用力、支払期日までの残日数などを査定した上で個別に決定されます。

2社間ファクタリングでは、手数料以外の諸費用(着手金や事務手数料)は請求しないと公式ページに明記されています。
3社間ファクタリング等で債権譲渡登記を行う場合は、別途登記費用等が発生する場合があります。提示された見積書で、手数料と諸費用を分けて確認しましょう。
100万円の請求書を売却した場合の手取り額(試算例)
| 適用手数料率 | 手数料額 | 試算手取り額(※追加費用なしの場合) |
| 2.0% | 20,000円 | 980,000円 |
| 5.0% | 50,000円 | 950,000円 |
| 7.0% | 70,000円 | 930,000円 |
| 9.9% | 99,000円 | 901,000円 |
※実際の手取り額は、買取対象額(請求額の全額か一部か)や3社間契約時の登記費用の有無によって変わります。
支払期日が60日を超える場合は手数料加算の可能性あり
公式ページでは、2.0〜9.9%の手数料レンジについて「買取日から売掛債権の入金予定日までの期間が60日を超えない場合に限る」と注記されています。
残日数が60日を超える長期サイトの請求書を申し込む場合は、同社基準に基づく調整手数料が加算される可能性があるため、事前に見積りで総額を確認してください。
AGビジネスサポートの審査条件と対象債権
AGビジネスサポートは審査通過率を公表していません。そのため、「審査が甘い」「誰でも通る」と判断することはできません。
一般的な融資審査とは異なり、利用企業自体の業績だけでなく「売掛先企業の信用力」と「売掛債権の確定性」を重視して査定が行われます。
審査対象になる売掛債権の条件
- 売掛先が国内法人であること(※個人・個人事業主あての請求書は不可)
- 同じ売掛先から過去に1回以上の入金実績があること(※初回取引の請求書は不可)
- 仕事(納品・サービス提供)および検収が完了している確定債権であること
- 請求額および支払期日が明確に確定していること
- 入金前の未回収債権であること
- 買取希望額が1万円以上であること
受注しただけで納品が終わっていない「注文書」段階の債権や、過去に取引実績がない新規取引先の請求書は対象外となります。
審査で確認される主なポイント

赤字決算、銀行融資のリスケジュール中、開業1年未満であっても申込み自体は可能です。ただし、売掛先の信用力や取引実績が不十分な場合は見送られることがあります。
AGビジネスサポートの必要書類
公式サイトに掲載されている基本必要書類は以下の4種類です。
| 必要書類 | 確認される具体的内容 |
| 1. 顔写真付き本人確認書類 | 代表者(または個人事業主)の運転免許証、マイナンバーカード等 |
| 2. 買取希望の請求書 | 請求額、支払期日、売掛先名が明確な確定書類 |
| 3. 同一売掛先の過去の請求書 | 過去にも実在する取引があったことを証明する書類 |
| 4. 過去の入金が確認できる通帳 | 上記過去請求書に対する実際の振込入金履歴(Web通帳コピー等) |
高額な取引や審査状況によっては、決算書、確定申告書、売買基本契約書、納品書・検収書などの追加提出を求められる場合があります。

通帳明細や請求書の記載内容を隠したり加工したりすると確認作業が遅れる原因となります。不鮮明な画像や四隅が切れたPDFにならないよう正確に提出しましょう。
法人と個人事業主の利用条件の違い
AGビジネスサポートのファクタリングは、国内法人と個人事業主の両方が申込み対象です。
ただし、公式サイトには「買取金額によって国内法人のみを対象とする場合がある」と記載されています。個人事業主が利用できる買取金額の上限については、案件ごとの個別判断となります。
| 区分 | 申込み条件・対象範囲 |
| 国内法人 | 条件を満たす売掛債権があれば全般的に申込み可能 |
| 個人事業主 | 申込み可能(※高額買取案件は法人限定となる場合あり) |
| 給与所得者・個人 | 事業上の売掛債権を保有していないため対象外 |
| 開業1年未満 | 同じ売掛先からの過去の入金実績が確認できれば検討可能 |
| 赤字・リスケ中 | 申込み・検討可能(※売掛先の信用力を中心に審査) |
2社間と3社間ファクタリングの違い
AGビジネスサポートでは、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの双方を取り扱っています。
| 比較項目 | 2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング |
| 契約当事者 | 利用者 + AGビジネスサポート | 利用者 + AGビジネスサポート + 売掛先 |
| 売掛先の承諾 | 原則不要 | 必須 |
| 売掛先への通知 | 原則なし | あり |
| 手数料率 | 3社間より高くなりやすい | 低く抑えやすい |
| 諸費用 | 手数料以外の費用は原則不要 | 登記費用等が発生する場合あり |
| 回収代金の清算 | 指定の収納口座経由等で清算 | 売掛先からAG社へ直接振込 |
同社の2社間ファクタリングでは、スムーズな回収管理のために「指定の収納用口座」を利用する仕組みが案内される場合があります。一般的な「利用者が自社口座で回収して送金する」方式とは異なる場合があるため、事前案内をしっかり確認しておきましょう。
ファクタリングと売掛債権担保融資(ABL)を混同しない
AGビジネスサポートは「売掛債権ファクタリング」と「売掛債権担保融資(ABL)」の両方の金融商品を扱っていますが、両者は法的な性質も利用条件も全く異なります。

ABLの条件(金利、代表者保証、決算書2期分必須など)をファクタリングの条件と勘違いしないよう、WEB申込みの際は必ず商品名が「売掛債権ファクタリング」になっているか確認してください。
申し込みから入金までの流れ
申し込みから入金までの流れは以下のとおりです。

AGビジネスサポートと比較したい優良ファクタリング会社4選
AGビジネスサポートは信頼性の高い大手グループですが、「初回取引の売掛先は不可」「個人あて請求書は不可」などの制限もあります。希望する条件に合わせて他社と比較検討することが推奨されます。
主要サービス比較一覧表
| サービス名 | 運営会社 | 利用対象 | 買取可能額 | 基本手数料 | 入金スピード | 手続き方式 | 主な特徴 |
| AGビジネスサポート | AGビジネスサポート㈱ | 法人・個人事業主 | 1万円~上限なし | 2.0%~9.9% | 最短即日 | Web完結 | アイフルグループ・1万円〜 |
| SoKuMo(ソクモ) | ㈱SoKuMo | 法人・個人事業主 | 10万円~1億円 | 1.0%~15.0% | 最短即日 | オンライン完結 | オンライン面談対応 |
| PAYTODAY | ㈱Dual Life Partners | 法人・個人事業主 | 10万円~上限なし | 1.0%~9.5% | 最短30分 | 完全オンライン | AI審査・上限9.5% |
| ビートレーディング | ㈱ビートレーディング | 法人・個人事業主 | 下限・上限なし | 2.0%~ | 最短2時間 | オンライン/対面 | 業界屈指の実績・即日性 |
| QuQuMo(ククモ) | ㈱アクティブサポート | 法人・個人事業主 | 下限・上限なし | 1.0%~ | 最短2時間 | 完全オンライン | 業界最安水準・クラウドサイン |
※手数料率や着金時間は、売掛先の信用力や提出資料の精度によって変動します。
出典:SoKuMo公式サイト
出典:QuQuMo公式サイト
金融庁の注意喚起と契約前の確認事項
ファクタリングは法的には「売買契約(債権譲渡)」です。
金融庁の公式WEBサイトでは、ファクタリングを装った違法な貸付け(偽装ファクタリング)に対する注意喚起を行っています。

AGビジネスサポートのファクタリングは、売掛先の倒産リスクを同社が負う「ノンリコース契約」として案内されていますが、契約締結時には契約書の条文を必ず確認しましょう。
出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」
AGビジネスサポートに関するよくある質問
Q1.個人事業主でも利用できますか?
利用可能です。ただし、買取希望金額が高額となる場合は、対象が国内法人のみに限られることがあります。
Q2.売掛先が個人事業主の請求書でも利用できますか?
利用できません。対象となる売掛先は「継続的に取引のある国内法人」に限定されています。
Q3.初めて取引する売掛先の請求書でも買い取ってもらえますか?
原則として買い取り対象外です。過去に同一の売掛先から1回以上の入金実績(通帳コピーで確認できるもの)が必要です。
Q4.手数料はいくらですか?
買取日から支払期日までの残日数が60日以内の場合、基本手数料率は買取額の2.0〜9.9%です。60日を超える場合は加算される場合があります。
Q5.申し込み当日に振り込まれますか?
必要書類がすべて揃い、営業時間内に査定・Web契約が完了した場合は即日入金が可能です。確認作業や提出時間帯によっては翌営業日以降となる場合があります。
Q6.赤字決算や税金滞納があっても利用できますか?
審査対象となります。ファクタリングは売掛先の信用力を中心に査定されるため、自社が赤字であっても問題なく買い取られた事例が存在します。
Q7.売掛先に知られずに利用できますか?
2社間ファクタリングを選択した場合は、原則として売掛先への通知や連絡は行われません。
まとめ
AGビジネスサポートのファクタリングは、「1万円からの小口買い取りに対応」「基本手数料が2.0〜9.9%」「上場企業グループ(アイフル子会社)の安心感」という強みを持つサービスです。
利用にあたっては、以下の条件を満たしているか確認することが大切です。
- 売掛先が国内法人であり、過去に1回以上の入金実績があること
- 仕事(納品・検収)が完了し、請求額と支払期日が確定していること
- 本人確認書類・対象請求書・過去請求書・過去入金通帳の4点を準備できること
条件に合致している場合は、資金繰り改善の有効な手段となります。提示された見積りの手取り額や入金スケジュールを確認し、必要に応じて他社とも比較しながら活用を検討しましょう。

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